私は沖縄に戻ってくるまで外科医として働いていました。
大学病院等で手術や化学療法(抗がん剤治療)、放射線治療などの標準治療を行なっていました。
手術や化学療法、放射線治療で良くなる患者さんがいる一方で、治療の甲斐なく看取ることになることもありました。
世間一般の情報(特に週刊誌等)では「手術や化学療法、放射線治療を受けてはいけない」などとセンセーショナルなタイトルで寄稿されている先生もいらっしゃいますが
私の経験から、標準治療でも早期がんの場合は治癒できると考えています。
最初から標準治療を避ける必要はないのではないか?と思います。

残念ながら標準治療でも再発してしまったり、治療の効果が期待したほどではない場合もあります。
また、治療効果がみられるが副作用によって治療を継続できないこともあります。

現在の保険診療では標準治療以外は治療の手段がないのですが、標準治療以外のいわゆる代替医療に希望を見出す可能性はあります。
代替医療の場合は保険適応ではないため治療費が比較的高額になってしまいます。
その代表が高濃度ビタミンC点滴です。
高濃度ビタミンC 25g〜100gを点滴することによってがん細胞を抑えることができるかもしれません。
高濃度ビタミンC点滴による副作用は一般的な抗がん剤治療と比較するとかなり少ないのですが
まれに溶血してしまう方がいらっしゃるので点滴を行う前にG6PD活性値を測定することによって高濃度ビタミンC点滴を行えるかどうか判断できます。

点滴の回数は多い方が効果的と思われますが、進行度や体力(来院できるかどうか)などによって回数を相談しています。
また、高濃度ビタミンC点滴の効果をより高めるためにも普段の食事から糖質を制限した食事にすることをおすすめしています。
ビタミンCに加えてビタミンBも追加したりすることもあります。
糖質制限食でケトン体体質にした上でビタミンB、ビタミンCなどを点滴するビタミン・ケトン療法(VKT)という方法に加えて
ピシバニールという薬を追加することも有効だと思います。

それからビタミンとは異なりますが「バンブーノイド」というサプリメントもご希望があれば検討してみてもいいでしょう。

これらの代替医療をご希望される場合は、ご病気の治療歴、現状をできるだけ詳しく知りたいので
可能でしたら主治医の先生から紹介状を書いていただけると助かります。
また、診察にはお時間がかかりますので電話で予約をお願いします。

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