大腸カメラ

大腸カメラとは

大腸カメラとは

大腸カメラは肛門から内視鏡を挿入し、大腸の中を直接診断する検査です。以下に当てはまる方は、一度検査を受けられることをお勧めします。

  • 便に血が混じっている
  • 下痢と便秘を繰り返す
  • 腸に痛みがある
  • 25歳以上の女性、30歳以上の男性で大腸カメラを受けたことがない
  • 数年間、大腸カメラを受けていない

大腸の症状を引き起こす原因

大腸の症状を引き起こす主な原因は、

  • 潰瘍性大腸炎
  • クローン病
  • 大腸ポリープ
  • 大腸がん

です。

大腸がんは「がんによる死亡原因」で、女性1位・男性3位になっており、今後も増加していくと考えられています。ただし、発見が早ければほぼ完治させることが可能ですので、少しでも不安がある方は早めの検査を受けるようにしましょう。特に、血便がある場合は痔であると思い込んでしまう方が多いのですが、大腸がんの可能性も疑った方が良いでしょう。なお、大腸は長いため、どうしても1回の検査では病気を発見できないことがあり、2年連続で検査を受けるのが望ましいと言われています。(2年連続で問題がなければ、その次の検査は5年くらい先で大丈夫です)

当院の大腸カメラ検査の特徴

①鎮静剤使用による「眠ってできる大腸カメラ検査」

当院では患者様の負担を考え、苦痛をできる限り少なくすることができるよう、鎮静剤を使用した「眠ってできる大腸カメラ検査」を行っております。痛い思いをしたくない、眠っている間に検査をして欲しいという方におすすめの検査方法です。

②院内で下剤の服用が可能

大腸カメラ検査を受けたことがある方にとって、下剤を飲む苦しさや、下剤によりいつ便意が来るか分からない状況で来院をすることに、不安や抵抗を抱えて入る方も多いのではないでしょうか。当院では、院内で下剤を服用することが可能であるため、何かあったらすぐにDrや看護師を呼ぶことができるという、安心な環境で検査の準備ができます。

また、当院では錠剤タイプの下剤もご用意しておりますので、液体の下剤が苦手な方はお申し出下さい。

③日帰りポリープ切除が可能

大腸カメラ検査時にポリープが発見された場合、当院ではその場でポリープを切除します。そのため、ポリープ切除のために再来院して頂く必要は無く、その日のうちに処置を行うことが可能です。

なお、10mmを超える大きなポリープ切除に関しては、入院設備の整った大型医療機関をご紹介させていただきます。

④受診日から最短2~3日で検査可能

大腸カメラ検査を行う際には、食事制限を含んだ前処置が必要となるため、検査前に一度ご来院頂く必要があります。当院では、そのご来院日から最短2~3日後に大腸カメラ検査を行うことが可能です。

⑤WEB予約により、事前の受診日を予約可能

当院では、WEBにて大腸カメラ検査に必要な事前受診日を予約することが可能です。その際に、実際に大腸カメラ検査を受ける日程を抑えることも可能です。

鎮静剤を使用した内視鏡検査

当院の鎮静剤活用

まちだクリニックでは鎮静剤を活用した内視鏡検査を行っております。
実績豊富な内視鏡専門医が使用するので、安心安全な検査が可能です。
ご不明な点がございましたら、医師またはスタッフまでお気軽にお問い合わせください。

鎮静剤を活用したメリット

  • 眠ったまま検査を受けられるため苦しさや痛みが少なく済みます
  • 咽頭反射(オエっとする)を抑えることができるため、比較的楽に検査を受けられます
  • 身体への負担を抑えることができます

鎮静剤を活用する際の注意点

鎮静剤を使用する際には予め以下に注意してください。

  • 鎮静剤を使用された場合、ご自身でお車やオートバイ等の運転はできません

※付き添いの方に運転をお願いするようにしてください

  • 鎮静剤が覚めるまで院内でお休みいただく必要があるので、使用しない場合と比較すると院内滞在時間が長くなります
  • 鎮静剤の副作用として稀にアレルギー反応や血圧抑制、呼吸抑制などが起こる可能性があります

※副作用を防止するため事前診察等で医師がリスクをチェックします

日帰りでできるポリープ切除手術

ポリープ切除が可能

ポリープは大腸粘膜にできた病変を言います。ポリープのなかにはがん化するものもありますので早い段階で切除することが大腸がんの防止に繋がります。
当院では大腸カメラ検査時に発見したポリープはその場で切除が可能です。
また検査当日かつ日帰りで切除できることで、患者様の時間的負担と経済的負担を軽減することができます。

ポリペク後の注意点

日帰りでの実施できる手術といっても「手術」に変わりはないので、術後には注意点があります。

  • 手術当日は夕食はお取りいただいて構いません
  • 手術当日のシャワーは可能ですが、入浴は数日~1週間お控えください
  • 飲酒や運動、出張・旅行なども1週間お控えください
  • 離島にお住まいの方は1週間の移動はお控えください

合併症などの併発を避けるために、上記の注意点を守るようにしましょう。

当院の選べる下剤

当院では腸内洗浄の際に使用する下剤を選ぶことができます。

大腸カメラ検査実施の流れ

施術
  • まずはWEBでのご予約をお願いします。(他院からご紹介頂く場合も、できるだけWEBでのご予約をお願いします。)

  • 大腸カメラ検査を行う際には、一度事前に受診をしていただきます。その際に、現在治療中の疾患や内服の確認を行い、検査前の食事制限、事前に服用していただく下剤の説明などを行います。

    (検査実施のために気を付けて頂きたいことについては、予約後にお電話で説明させて頂きます)

検査の進め方

<検査前日>

  • 食事は20時までにお済ませ下さい
  • 食事は腹八分目に抑えて、食べ過ぎないようご注意下さい
  • 食べ物の内容は、事前受診の際にお伝えしたものだけを取る用にして下さい
  • 眠前に事前にお渡ししている下剤を服用して下さい

<検査当日>

  • 検査までは食事はしないで下さい
  • 水分はコップ1杯程度にお控えください
  • 内服薬がある場合は、事前受診時に許可されたものだけにして下さい
  • 鎮静剤を使用希望の方は、お車での来院はお控え下さい
  • 来院後、受付を済ませ診察室で簡単にお話をしたあと、下剤を服用していただきます
  • 希望の方には鎮静剤を注射して検査を開始します

<検査後>

  • 観察室で休憩を取っていただいたあと、検査結果の説明を行います
  • 結果説明が終了後、お帰り頂くことが可能です

関連疾患

大腸カメラ検査で分かる疾患

大腸カメラ検査を行うことで、以下のような疾患を発見することが可能です。

  • 大腸がん
  • 大腸ポリープ
  • 潰瘍性大腸炎
  • クローン病
  • 大腸憩室出血
  • 感染性腸炎
  • 虚血性腸炎 など

大腸カメラ検査の費用

検査内容 1割負担 3割負担
大腸カメラ検査のみ 2500円程度 7500円程度
大腸カメラ検査+病理組織検査 5000円程度 15000円程度
大腸内視鏡ポリープ手術 10000円程度 30000円程度

よくあるご質問

Q. 大腸カメラ検査は保険が適応されますか?
A. 大腸カメラ検査は基本的に保険適用となります。ただし、医師が大腸カメラ検査を必要と考えず、患者様の希望により検査を実施した場合には自費診療となり、保険は適応されません。
Q. 大腸カメラ検査の費用はいくらですか?
A. 上記の料金表をご覧下さい。
Q. 大腸カメラ検査に掛かる時間はどれくらいですか?
A. 通常、15~20分程で検査は終了します。
Q. 胃カメラ検査と大腸カメラ検査を同時に行うことはできますか?
A. 大腸カメラと胃カメラ検査を同時に行うことは可能です。
Q. 受診当日に大腸カメラ検査を受けることはできますか?
A. 受診当日の大腸カメラ検査はできません。

大腸カメラ検査の予約

大腸カメラ検査を希望される場合には、事前受診が必要です。まずは外来診察の予約をお取りください。事前受診後に大腸カメラ検査の日程を確保させていただきます。
なお、大腸カメラ検査は「月・火・木・金曜日」に実施しております。

大腸カメラ検査の事前受診予約はこちら

※電話番号(リンク添付)

ご予約・お問い合わせ

まちだクリニックまずはお気軽にご相談ください

時間 9:00~12:00/15:00~17:00
休診日:水曜午後、土曜午後、日曜、祝日

TEL.098-921-7300 TEL.098-921-7300
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