まちだクリニックの町田宏です。

当院では糖質制限食をお勧めしていますが、砂糖などの甘いものはダメだとわかっていながらも果物は大丈夫と思われている方がいらっしゃいます。
果物に多く含まれる果糖とブドウ糖の違いをわかりやすくまとめた図をFaceBookの知人から頂きましたので紹介いたします。


そもそも、植物は動くことができない為、自分の果実等に、動くことのできる生物を引きつける果糖という罠をつくったわけなんですね。
そうするとことで、動くことのできる生物を呼び寄せ、彼らに命のリレーの為の「種」をまいてもらうことを目論んだわけです。
ただ、果糖を動物を引きつける為だけに、果実に含ませただけでは、その動物が繁栄して、果物植物の脅威になる可能性を排除しなければなりません。
その為に、果糖を毒性の強いものにして、動物達に摂取させて彼らの繁栄を阻んできたという歴史があります。
特に、このことに注目した人々は、果物の品種改良で、果糖の量や糖度を大幅にアップさせ、それを食する人間に強烈な甘さへの渇望と、果糖の毒性を植え付けたんですね。
果糖(フルクトース)は、ブドウ糖程、血糖値の上昇はありませんが、ほとんどが、脂肪肝や内臓脂肪などの原因になり、インスリンの効きを悪化させ、糖尿病の原因となります。
あと、ブドウ糖の10倍以上の糖化力がありますね。


「種子」や「果実」は人間や動物に食べてもらうことで生息範囲を拡大させるわけで、文字通り「甘いワナ」となっています。
普段から甘い物を控えるように心がけている方でも果物はあまり気にされていない事もあるようです。
ご注意ください。

まちだクリニックは胃カメラ、大腸カメラ検査専門で行っています。
胃カメラは鼻から行うこともできます。
胃カメラ大腸カメラともに鎮静剤を使用することもできます。
(鎮静剤をご希望される方は当日車の運転を行わないようにしてください)

胃・大腸検査、ピロリ菌の検査・治療をご希望の方はお気軽にご相談ください。
火傷や擦り傷に対する湿潤療法をご希望の方もご相談ください。
 

まちだクリニック