まちだクリニックの町田です。

子供の臓器提供があったようです。
両親「命のリレー進んで」脳死女児、臓器提供へ
日本臓器移植ネットワークは13日、拡張型心筋症で大阪大病院に入院していた6歳未満の女児が改正臓器移植法に基づき、脳死と判定されたと発表した。

 女児は重い拡張型心筋症のため、昨年12月から補助人工心臓を装着し、心臓移植を希望する待機者リストに登録していた。

 女児は米国での移植を目指して準備していた今月上旬、補助人工心臓内で生じた血栓が原因で、重い脳梗塞を発症。脳死とみられる状態になり、病院の説明を受けた家族が10日、臓器提供を申し出た。

 <中略>

 15歳未満の子どもの脳死判定は7例目。判定基準がより厳しい6歳未満では3例目となる。

 14日朝に臓器の摘出手術が行われ、肺と肝臓は岡山大病院でそれぞれ10歳未満の女児と50代の女性に、腎臓は大阪医科大病院と兵庫医科大病院で40代の女性と30代の男性に移植される。

 女児の両親は「娘が発病してから3か月間、暗闇の中にいました。同じようなお気持ちの方に少しでも光がともせたらと思っております。命のリレーが一般的な治療方法として日本でも行われるよう進んでいくことを望みます」とのコメントを発表した。

2015年01月14日 07時09分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

心臓移植を必要と判明し、ドナーが現れるのを待つ間に旅立たれてしまったわけですが
ご本人もご家族も残念だったでしょう。
その中で臓器提供の決断をされたことから、闘病中ももし万が一の時はと考えられていたのではないでしょうか。

臓器提供を受けた方は手術、手術後の闘病生活が待っていますが
臓器提供した女の子とご遺族の気持ちを汲んでこれからの人生を二人分、頑張ってほしいと思います。

私もドナーカードを普段から持ち歩いています。
今は自動車免許証の裏にも臓器提供の意思を示すことができます。
皆さんも一度お考えください。

当クリニックは胃カメラ、大腸カメラ検査専門クリニックです。
経鼻内視鏡も行っています。
検査をご希望の方はお気軽にご相談ください。

まちだクリニック