「白血病に散った野球少年 長嶋監督ごめんなさい」
昭和53年に購入した書籍です。
白血病といえば山口百恵さんと三浦友和さんの「赤い衝撃」というテレビドラマがありました。
赤い衝撃は大人の話で、子供には無関係だと思っていましたが(実際にはそんなことはありませんが)
一つ年下の本田正彦くんの事を知った時はとてもショックを受けました。

本の中で書かれている正彦くんの興味のある事は読売ジャイアンツとか長嶋茂雄、王貞治、漫画はドカベンやブラック・ジャック宇宙戦艦ヤマト、ミクロマンなど自分と共通したところがたくさんありました。

私は高校時代を熊本で過ごしましたが、16歳になってすぐ献血を始めたと思います。
大学生になってからも渋谷の献血ルームにはちょくちょく通っていました。
HLAの登録をしていたので日赤から献血協力依頼の電話をいただいたりしていました。

骨髄バンクドナー登録をしたのは沖縄に戻ってきてからです。
一度だけドナー候補に選ばれましたが、最終的に骨髄提供までは至りませんでした。

献血したり骨髄バンクに登録したりしたのはこの本との出会いがあったからなのではないかと思います。

本田正彦くんの話はドラマ化されて実際に長嶋監督御本人が出演されていました。
日テレではなくフジテレビだったので沖縄でも放送がありました。
沖縄では4月15日(土)に放送されました。
翌月の5月21日(日)に再放送されたので反響が大きかったのではないかと思います。
できればもう一度放送して欲しいです。

長嶋監督ごめんなさい
だいぶ汚れてしまいましたが、私の大切な一冊です。

まちだクリニック