まちだクリニックの町田宏です。

「お米」は消化がいいのか?とブログで時々書いていますが
胃の中で「お米」がどのようにみえるのか?というと
こんな感じで見えます。

胃内米粒

お米だとわかりますね。

この方は緊急内視鏡を行ったわけではなく
検査を予約して行った方です。

前日の夕食は8時ころまでに済ませ、検査を行ったのが翌日11時です。
15時間以上胃の中に入ったままでもお米だとわかります。
お米は胃の中に15時間以上存在しても消化されない可能性があるというわけです。

胃がもたれる感じがするのは食べ物に原因があるかもしれません。
胃の動き(十二指腸へ送り出す力)が弱いのかもしれません。

鶏が先か、卵が先か悩ましい問題です。

食べ物の内容を炭水化物中心からタンパク質中心の食事に変更してみて
「もたれ感」や「腹部膨満感」「胸やけ」などが改善される可能性はあると思います。

当院では胃カメラ検査で大きな異常はないが、胃に不快な症状のある方に対して
タンパク質中心の食事に変更してさらによく噛んで食べることを意識するよう説明しています。

まちだクリニックは胃カメラ、大腸カメラ検査専門で行っています。
胃カメラは鼻から行うこともできます。
胃カメラ大腸カメラともに鎮静剤を使用することもできます。
(鎮静剤をご希望される方は当日車の運転を行わないようにしてください)

昨年11月に発売された
「ケトン体が人類を救う 糖質制限でなぜ健康になるのか」宗田哲男著(光文社新書)
5刷目になりました。
ぜひお読みください。

まちだクリニック