のどの違和感
当院を受診される方で「のどの違和感」を訴える方は多いです。
違和感のほか、異物感、詰まる感じ、飲み込みがうまくできない、胃酸の逆流感、ゲップなどといった症状もあります。
「のど」は口から先になりますが、のどから先は食道と気管に分かれます。
通常は息をしているので、気管〜肺に空気が流れます。
水を飲んだり、食事をした時には気管への通り道が蓋をされ、食道に物が流れるような仕組みになっています。
飲み込む際の動きがスムーズにいけば飲み込むことができますが、飲み込む時の蓋をしたりするタイミングがずれるとうまく飲み込めないことになります。
蓋のタイミングが遅かったり、動きが悪いといわゆる「誤嚥」となりむせてしまったり、最悪息ができなくなることがあります。
通常は意識せずにうまく飲み込めていますが、緊張したりするとうまく飲めないということは決して珍しくないでしょう。
子供の頃、錠剤やカプセル剤が飲めなかったという方も多いと思います。
食事ではなく「薬を飲む」というイベントが緊張を呼び、それによって逆に飲み込みが困難になってしまうのです。
このことからもわかるようにストレスで飲み込みに支障が出ることがあるということが理解できるでしょう。
もちろん、咽頭炎や、扁桃炎、喉頭炎などの炎症・腫れや異物、がんなどによって通り道が狭くなっていたりすることも違和感やつかえ感などの原因になることがあります。
のどそのものは「耳鼻咽喉科」でまず診ていただくのが一番かと思います。
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現在の検査待ち日数は胃カメラが1週間程度、大腸カメラが2~3週となっています。
土曜日の胃カメラ検査はご希望される方が多く、2~3週ほどお待ちいただいています。
せっかくお待ちいただいても当日ご来院されないことが度々あります。
来院できないことが分かりましたらできるだけ早くご連絡をおねがいします。