自衛隊さんありがとう

色々本を買って読んでいますが、紹介記事が書けていません。

自衛隊さんありがとう~知られざる災害派遣活動の真実~ 井上和彦著
　　双葉社　（1,400円＋税）
昨年10月14日、朝霞駐屯地で行われた安倍総理の訓示が出だしで紹介されていますが
救急搬送を要請され那覇基地を飛び立ち、悪天候のなか徳之島へ向かい、帰ってくることができなかった事を紹介されています。
あれからもう11年が経過しました。
この事を覚えている方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。
知らなかった方も少なくはないでしょう。

自衛隊や軍隊に対して好ましくない印象をお持ちの方もいらっしゃるでしょうが、私たちの日々の生活を見えるところ・見えないところで支えてくれている、守ってくれているのが自衛隊だと言う事を忘れてはいけないと思います。
阪神淡路大震災、中越地震、東日本大震災、熊本地震などの地震災害はもちろん
御嶽山噴火でも自衛隊が救助活動を行なっています。

かつて沖縄では自衛隊関係者に対してかなりひどい対応をしてきていました。
現在では自衛隊に理解のある方が増えてきてはいるものの、悪いイメージを持っている方も少なくはないでしょう。
自衛隊アレルギーと言われることもありますが、関わったことがなければ本来はアレルギーになることはなく、
関わったこともないのに「自衛隊アレルギー」を感じている人たちは本当のアレルギーではなく「伝聞によるイメージ」なのだと思います。

自衛隊に対してアレルギーを感じている方こそ自衛隊の姿を見て、触れていただいた上で自分の頭で考えてもらうことが必要なのだと思います。
エアーフェスタ、陸自祭、自衛隊音楽祭などに参加していただくのもいいでしょう。
震災などの被害にあった時には自衛隊の方々のお世話になることもあるでしょうが、好んで被災するわけにもいきませんので
このような本を読んでいただき、被災地の方々の声を聞いていただけるといいのではないかと思います。