まちだクリニックの町田宏です。

日本人は清潔好きといわれます。
外から帰ってきたら「手洗い、うがい」が習慣となっている方も多いでしょう。

その、手洗いやうがいが手荒れや喉の不調を起こす事があるのをご存知でしょうか。
冬場にお湯を使って食器を洗う事で手荒れを起こしてしまう「肌荒れ・手荒れ」
石鹸などの中に手荒れ予防成分配合・うるおい成分配合などと書かれていたりしますね。

病院などではアルコールなどを手に噴霧する装置があったりしますが、手の消毒のしすぎで手荒れがいつまでも治らず、その傷に病原菌などがついてしまいかえって病気が蔓延してしまう事があります。

手を洗う際の消毒や石鹸、うがいの時のうがい薬は私たち体の表面を覆っている「常在菌」を殺してしまう可能性があります。
常在菌はその名の通りそこにいる菌です。
常在菌が減ったりいなくなったりすると普段は現れない菌が住み着く事になります。
普段はいない菌が住み着くわけですから、その部位にとっては肌荒れなどの不調の原因となってしまいます。

糖尿病の方や高齢で抵抗力の落ちている方の喉や食道に「かび」が生える事は珍しくありませんが、若い方でも胃カメラなどの際に食道のかびを見る事があります。
若い方の場合は一時的である事が多く、特に治療を必要としない事が多いのですが、食道のかびによって飲み込みの違和感や胃の不調をきたしている場合には治療が必要です。
また、治療を行いながらうがいを止めていただく事が再発防止につながります。

うがいをするのであれば水、お茶、塩水程度で止めておいたほうが無難ともわれます。

まちだクリニックは火傷や擦り傷などの外傷の治療の他、胃カメラ、大腸カメラ検査を行っています。
胃カメラは鼻から行うこともできます。
胃カメラ大腸カメラともに鎮静剤を使用することもできます。
(鎮静剤をご希望される方は当日車の運転を行わないようにしてください)

胃・大腸検査をご希望の方はお気軽にご相談ください。
ピロリ菌の検査・治療もご相談ください。

まちだクリニック