胃潰瘍・十二指腸潰瘍
まちだクリニックの町田宏です。
休診のお知らせ
6月23日(木)は慰霊の日のためお休みさせていただきます。
当院は胃カメラ、大腸カメラ検査を主に行っているクリニックです。
胃の痛みが続いていて他の病院へ行ったが検査が混んでいるため当院へ紹介していただく患者さんもいらっしゃいます。
できるだけ早めに胃カメラなどの検査を行っているためか胃潰瘍や十二指腸潰瘍を発見することもあります。
胃がんが隠れていないかどうかの組織検査(生検)、ピロリ菌の検査なども合わせて行います。
胃薬の種類によってはピロリ菌がいても薬の影響で「ピロリ菌陰性」という結果が出てしまうことがあるので症状があるときには薬で様子を見てから検査を行うよりも
できるだけ早く検査を行い、異常がないかどうかを確認しておくことが大切だと思います。
来院から早い日数で胃カメラ検査を行っていると胃潰瘍や十二指腸潰瘍なども「治療を始める段階、もしくは未治療」に近い状態を確認できます。
内視鏡検査報告書のコピーをお渡しし、ご家族の方にも見て頂いたり、主治医の先生に情報提供できると考えています。
胃潰瘍や十二指腸潰瘍は繰り返すと変形や狭窄を起こす事があります。
十二指腸は胃より狭い所なので潰瘍を繰り返すと変形狭窄をきたしやすくなります。
一度狭くなってしまうと元の大きさには戻りにくくなりますので食事の仕方などに注意が必要です。
(あまり狭くなってしまったら内視鏡的に広げるような処置や手術的に広げたり、新たに通り道を作るバイパス手術などが必要になることもあります。)
胃の調子が悪い方、バリウム検査で異常を指摘された方、黒い便や便に血が混じる方、便秘と下痢を繰り返す方、便潜血陽性を指摘された方で精密検査を受けたことがない(しばらく検査を受けていない)方はお気軽にご相談ください。
車を運転されない方には鎮静剤を使用しての検査も可能です。
口からの胃カメラでは吐き気が強くて大変だという方には鼻からの胃カメラを行っています。
(夜間・休日の対応が困難なためポリープ切除等の処置は行っていません。検査の結果処置が必要と判断した場合には必要な設備の整った施設へ紹介いたします。)