まちだクリニックの町田宏です。

糖尿病の男の子が医師ではない人物の元でインスリン注射を中断し亡くなってしまうという悲しい事件がありました。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20151127-00000012-nnn-soci

子供の嫌がるインスリン注射をさせない方法で治療したかったのだと思いますが、食べていたものを報道から知る限りでは糖質制限はしていなかったように思えます。

先日発売された「ケトン体が人類を救う」の著者、宗田哲男先生によれば
1型糖尿病でも糖質制限食でインスリンから離脱できるケースもあります。
完全離脱まではいかなくても糖質制限でインスリンの量を減らすことは可能だったのではないかと思います。

祈祷師にすがりたくなる気持ちもわからないではないですが、両親や周りの方が糖質制限を知ってくれていたら違う結果になったかもしれません。

宗田先生の「ケトン体が人類を救う」は早速増刷されています。
糖質制限がもっともっと周知されこのような悲しい事件が二度と起こらないように願いたいと同時に
この事件を持ち出して「糖質制限は危険だ!」とレッテル貼りされないことを願います。


まちだクリニックでは消化器専門医の立場から糖質制限食(MEC食)を推奨しています。
糖質制限、MEC食は糖尿病や生活習慣病になる前から始めるべきだと考えています。

当クリニックは胃カメラ、大腸カメラ検査専門クリニックです。
経鼻内視鏡、ピロリ菌の検査も行っています。
検査をご希望の方はお気軽にご相談ください。

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