「虫食い野菜は農薬が少ない」は誤解だった
まちだクリニックの町田宏です。
昨年のニュースなのですが、人間にも当てはまるかもしれません。
「虫食い野菜は農薬が少ない」は誤解だった――【農家の窓から】
2014年11月26日ハーバービジネスオンラインより
虫も食べない野菜は農薬たっぷりで怖い、虫食いのある野菜は農薬が少ない”安全の印”……。そう思っている消費者の方々は多いことでしょう。農家である私も以前はそう思っていました。ところが、それは大きな誤解だったのです。
<中略>
「もしかすると肥料(チッソ分)が少ないほうが、虫が寄ってこないのではないか……?」
それからは肥料をできるだけ抑えて育てることにしました。すると、虫食いの害が激減したのです。何度も試行錯誤しながら、現在は無農薬・無肥料で栽培していますが、ほとんど虫食いのない白菜を作れるようになりました。
肥料過多が病害虫を呼び込み、農薬を多量に使う悪循環
<中略>
肥料を抑えた野菜は虫食いが少なく、農薬の必要性も少ない
EUでは飲料水を地下水に依存している国が多く、河川も複数の国が共有しています。そこで1991年に地表水および地下水が汚染・富栄養化されるのを削減・防止することを目的とした「農業起源の硝酸による汚染からの水系の保護に関する閣僚理事会指令」が制定されました。日本でも、法律で取り締るとまではいかなくても、まずは「多肥料の害」への認識が広まればと思います。
化学肥料であっても有機肥料であっても、チッソ過多になることは人間でいうと「メタボ」状態。また残留チッソ(硝酸態チッソ)の比率が高い野菜はブルーベイビー症候群(硝酸態チッソが赤血球の働きを阻害し、酸素が欠乏)を引き起こすなど、人体にもよくないとされています。
ちなみに肥料を抑えて虫を寄せつけない野菜はずっしりしていて、細胞ひとつひとつがギュっと締まった感じでエグミがないのが特徴。農薬の必要性も少なくなります。こういった野菜がどんどん広がってくれればと思います。
【文/西田栄喜】無農薬野菜・風来店主、通称「源さん」。”日本一小さい専業農家”として石川県能美市で少量多品種(年間50種類ほど)の野菜を育て、インターネットを中心に野菜セットを販売。2013年より無肥料栽培に挑戦中
人間も飢えがしのげるようになってから病が増えているように思えます。
医学が進歩しているはずですが、それ以上に病気にかかってしまう人の数が増えているのではないでしょうか?
新しい病気がわかるようになったというのもあるでしょうが、昔からある糖尿病や高血圧といった疾患は薬で見かけの数値を抑えることはできていますが、薬を飲み続けなければいけませんよね。
「この薬を飲めば◯◯◯にはならない」というようになればいいのですが、現状ではそんなものはありません。
マイケル・J・フォックスが演じたバック・トゥ・ザ・フューチャーという映画がありました。
時間軸の方向が変わってしまってから時間(数字)だけを合わせても正しい未来にはたどり着けず
タイムマシンで変わってしまった未来をもとどおりにするには
未来を変えた「出来事」を「なかったことにする事」が解決策でした。
(映画をご存じない方は一度ご覧ください)
かつて成人病と言われていた疾患は「生活習慣病」と呼ばれるようになりました。
私はこのネーミングの変更は素晴らしい事だと思います。
生活習慣病を根本から治すためには生活習慣を「正しく」改善する事だと思います。
見かけの数字を修正するだけの治療で満足する方はそれでもいいと思いますが
高血圧や糖尿病といった生活習慣病の原因は現在の食生活にあると思います。
安価で簡単に手に入る「炭水化物」の過剰な摂取が生活習慣病の大きな原因なのだと思います。
健康を取り戻す、健康を維持するためには炭水化物をできるだけ摂取しない「糖質制限」
タンパク質中心の食事をする「MEC食」
が必要なのではないかと思います。
胃腸の負担を減らすという点でも糖質制限(MEC食)は理にかなっていて
消化が悪いと思われていた油・肉(や魚)のほうが炭水化物よりもずっと消化が良いと思います。
(MEC食:肉、卵、チーズ)
まちだクリニックは胃カメラ、大腸カメラ検査専門で行っています。
症状によっては当日の検査も可能です。
胃カメラは鼻から行うこともできます。
胃カメラ大腸カメラともに鎮静剤を使用することもできます。
(鎮静剤をご希望される方は当日車の運転を行わないようにしてください)
胃・大腸検査をご希望の方はお気軽にご相談ください。