先日、こくらクリニックの院長、渡辺信幸先生が書かれた本が宝島社から出版されました。
タイトルは『「野菜中心」をやめなさい』です。
私の手元には本日届いたばかりでこれから読ませていただきますが
パラパラめくったところ
166ページに「食物繊維が便秘をつくる!」とありました。
渡辺先生と初めてお会いしたのは2年前の12月だったとおもいます。
私が前勤務先で糖質制限で有名な京都高雄病院 院長 江部康二先生の講演会を企画した際に
江部先生から渡辺先生と紹介していただきました。

渡辺信幸先生と初めてお会いした際に色々とお話しさせていただきましたが
その時に話が盛り上がったのは「食物繊維が便秘の原因」ということでした。
(もちろん、食物繊維だけが便秘の原因というわけではありませんが)
渡辺信幸先生は離島勤務の経験もある総合内科医として、私は外科医としての経験から二人の意見が一致したのです。

当クリニックを受診された方は私がお話ししたかもしれませんが
今まで常識とされてきた「便秘には食物繊維」とは間違っている常識だと思います。
ブログでも胃カメラや大腸カメラ検査をした時にゴーヤーやシイタケ、沖縄そばなどが残っているのが確認されたことがあると書きました。

他にも
「脳はブドウ糖しか利用できない」とか
正しい栄養バランスは「炭水化物6割」とかは間違っていると思います。

私は健康のためには炭水化物をできるだけ控えたほうがいいと思いますが
安価で容易に入手しやすいものとして世の中には炭水化物が溢れているんです。

興味がございましたら書店で是非手に取ってみてください。

年末年始お時間があるときに読んでいただき、ご自分で考えるきっかけにしていただければ幸いです。


価格は1000円+税です。
そのほかに渡辺信幸先生の本が2冊あります。どちらもおすすめです。
『一生太らない体を作る「噛むだけ」ダイエット』(東京書店)
『日本人だからこそ「ご飯」を食べるな』(講談社+α新書)

まちだクリニック