機能性ディスペプシアとは、検査をしてみると異常が見当たらないにも関わらず、様々な腹部症状が継続して現れている病態のことを差します。胃カメラ検査により胃内を直接観察し、器質的な異常(見た目で判断できる異常)が無ければ機能性ディスペプシアと診断されます。
機能性ディスペプシアの発症原因は、未だ明確になっていません。はっきりと分かる異常が胃で発見されないため、対処が難しい疾患と言えます。症状が現れる原因として現在考えられていることは、精神的ストレス・胃の機能低下・胃酸の過剰分泌などが挙げられます。
上記のように、機能性ディスペプシアと診断するためには症状の有無に加えて、器質的な異常があるのか無いのかということを判断する必要があります。そのため、胃カメラ検査により、直接観察する必要があります。
当院は消化器・内視鏡専門クリニックとして、苦しくない胃カメラ検査を患者様に提供することを心掛けております。上述した症状に心当たりがあり、胃カメラ検査を受けることを検討されている方は、ぜひ一度下記詳細をご覧下さい。
機能性ディスペプシアの治療では、主に薬物療法を行います。器質的な異常が無いため、症状の原因を治療するというよりは、症状を抑えることに目的を置きます。胃酸の分泌を抑える働きのある胃酸分泌用制約や、胃の機能を改善する消化管運動改善薬>を使用します。また、精神的負荷が掛かった際に症状が出現することも考えられるため、抗不安薬などの精神的要因にアプローチする薬を使用する場合もあります。
機能性ディスペプシアは上手な付き合い方を発見することが重要な疾患です。そのため、専門医による適切な治療とアドバイスが必要です。当院では、消化器内視鏡専門医が丁寧に治療に当たります。機能性ディスペプシアの症状でお困りの方は、ぜひ一度当院に起こし下さい。
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