本の紹介です。
うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった 光文社
分子栄養学による治療、症例集 Amazon
うつ消しごはん 方丈社
を書かれた「ふじかわ心療内科クリニック」(広島県)の藤川徳美先生の新刊です。

「薬に頼らず うつ を治す方法」 アーチブメント出版 1,250円+税

タンパク質、鉄の大切さが分かりやすく書かれています。
実際の症例がまんがで描かれていいます。
まんがの後に続く解説を読むとさらに理解しやすいと思います。

当院では喉の違和感、飲み込みがうまくいかないとご相談に来られる方に胃カメラ検査を行いながら鉄不足がないかどうか血液検査をすることがあります。
胃・食道に病気があれば治療しますが、胃・食道に異常がなく喉に違和感などがある方が鉄不足を認めることは少なくありません。

他施設で検査してもらえなたったのですが、、、と相談に来られるかたもいらっしゃいます。

胃腸科的にも慢性的なタンパク不足・鉄不足解消は胃腸の調子を改善させるのに有効だと考えています。
藤川先生の本が多くの方の目に止まることを願っています。

第一刷の正誤表がありますので、ご購入された方はこちらもみてください。

鉄不足がないかどうか気になる方は、かかりつけの病院があれば主治医の先生に相談してみてください。
かかりつけの病院がない、相談したが対応していただけないなどの場合は
フェリチン等の採血は当院だけでなく
じねんこどもクリニック(今西康次先生)でもできます。

うつとは関係ないと思っている方にも読んでほしいです。
タンパク質・鉄の大切さがわかると思います。
また、心療内科領域だけでなく病気は「薬」だけでなくタンパク質不足・鉄不足を解消しなければいけないことに気づくでしょう。
また、病気になる前、健康と考えている今から「食事を見直す」事が一番大切だと思います。

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まちだクリニックは胃カメラ、大腸カメラ検査専門で行っています。
胃カメラは鼻から行うこともできます。
胃カメラ大腸カメラともに鎮静剤を使用することもできます。
(鎮静剤をご希望される方は当日車の運転を行わないようにしてください)

胃・大腸検査やピロリ菌の検査・治療をご希望の方はお気軽にご相談ください。
まちだクリニックでは消化器専門医の立場から糖質制限食を推奨しています。
ケガや熱傷に対する「なつい式湿潤療法®︎」をご希望の方もご相談ください。

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