まちだクリニックの町田宏です。

今日から6月ですね。
開院から丸2年が経過しました。

当院は胃・大腸内視鏡検査および外科として開院いたしましたが
この2年間で行った検査は胃カメラ419件、大腸カメラ230件の合計649件です。

胃カメラ検査419件のうち胃がんは1件でした。
数カ所の施設でで胃カメラ検査をしていましたが毎回食物残渣が残っているため検査が十分な検査ができなかったとの事でした。当院で検査をした時も残渣が残っていましたが、がんを見つける事ができました。

大腸カメラ検査230件のうち大腸がんは4件(そのうち1件は2カ所にガンがありました)
早期がん1件、進行がん3件でした。

がんの発見率は胃がんが0.23%、大腸がんの発見率は1.73%でした。
沖縄県は統計上、胃がんが少なく、大腸がんが多いのですが当院での検査も(母集団は少ないですが)大腸がんは多い結果となっています。

また、大腸検査230件のうち奥までカメラを入れる事ができなかったのは2件で率にすると99%の方に全大腸内視鏡検査をおこなうことができました。
全大腸検査ができなかったうちの一人はその後総合病院で特殊な長いカメラを使って再検査をしてもらいましたが、総合病院でも奥までカメラを入れる事ができなかったとのこです。

当院は胃カメラ・大腸カメラ検査を主に行っている外科クリニックです。
擦り傷ややけどなどに対しては痛みが少ない湿潤療法を行っています。

胃の調子が悪いと感じる方、バリウム検査で異常を指摘された方、便に血が混じる方、便秘と下痢を繰り返す方、便潜血陽性を指摘された方で精密検査を受けたことがない(しばらく検査を受けていない)方はお気軽にご相談ください。

まちだクリニック