休診のお知らせ
11月13日(金)、14日(土)は都合により院長休診となります。
内視鏡検査、外科処置はお休みとなります。

まちだクリニックの町田宏です。
NPO湿潤治療(モイストケア)を推進する会という会がありまして
文字通り湿潤治療を推進・普及に努めています。
わたしも会員のメンバーでして、先日会員紹介ということでインタビューをうけました。
今月の会員紹介ということで紹介していただきました。
http://www.moistcare.org/news/item/63-14.html

今月は沖縄県北谷町で昨年開業したばかりの「まちだクリニック」町田宏先生にお話しを伺いました。

ー 医師としてのキャリアを教えてください。

1991年、昭和大学医学部を卒業、昭和大学藤が丘病院、亀田総合病院、横浜旭中央総合病院、唐沢病院、中頭病院・ちばなクリニック勤務を経て2014年6月にまちだクリニックを開業致しました。

ー 湿潤治療を知ったのはいつ頃ですか?

2002年頃だったと思います。横浜の旭中央総合病院に勤務していたときにキズがなかなか治らない患者さんがいて、試行錯誤していた時に夏井先生のページにたどり着いたんです。早速、湿潤治療の処置を行ったところ、みるみるうちに改善して退院させることができました。

ー 湿潤治療に切り替えたとき、病院には認められたのでしょうか?

当時の上司の先生からは自分が正しいと思うことであればやっても良いと言われ、何か問題があれば相談にも乗るし、責任も取るとおっしゃっていただけたので問題なく出来ました。
その患者さんは入院患者だったので、担当の看護師がずっと世話をしている中、「私だけどうしてキズが治らないんだろう」と嘆いていたのを聞いていて、看護師さん自身も親身になってキズを治すための処置を行っていたんです。そして湿潤治療によって治っていく過程も共有できたので、スタッフ間にも問題なく湿潤治療を浸透させることが出来ました。
またその時、私は褥瘡委員という役割も担っていたので、病棟内の内科の患者さんにも治療を広めて行くことが出来ました。

ー それ以降に勤務された病院ではいかがでしたか?

大学の病院に戻ったことがあったのですが、やはり術後のキズが塞がらないという相談がいくつもありました。すべて消毒を止めさせたところ、以降、術後のキズが開くことが激減しました。この事例から院内でもっと湿潤治療を普及させようと思い、研修医を指導する立場にいた先生とともに夏井先生からいただいたマニュアルを元に勉強会などを開き、湿潤治療の指導を行って参りました。
その後に勤務した病院でも問題なく湿潤治療を行うことが出来ましたし、湿潤治療を行ってなかった施設では積極的に普及を促進させるための努力を行って参りました。

ー 湿潤治療を行っていて記憶に残る症例はありますか?

ブログにも上げてあるのですが数年前に私の息子がちょっと重いヤケドを負いまして・・・。家内は皮膚科か形成外科に連れて行こうと言って・・・実は看護婦上がりなので(笑)。でもこれはさすがに立場上(?)譲れないので「大丈夫だから任せてくれ」という戦いも有り(苦笑)、実際、本人も痛みが少ないということで湿潤治療で完治させました。
また、ヤケドに関しては一度〜二度までの治療経験はあったのですが、今年の夏前に火事で両足を三度程度のヤケドされた患者さんが訪れて参りました。それまでは近隣の総合病院で治療を3週間ほど受けていたそうなんですが、ご自身で湿潤治療のことを調べられて退院して当院に来られたそうなんです。ウチに来た時点ではまだ歩けない状態で車椅子で来院されたんです。その患者さんも日に日によくなり、現在ではほとんど完治に近い状態です。

ー 湿潤治療を普及させるためにはどのようなことが必要だと思いますか?

看護師さんがわかっていても医師が首を縦に振らないということも多いようなんですね。若い先生は柔軟に対応できるんですがそういう意味ではやはり世代交代が進まないといけないのかなと。ITを操れる若い世代の医師たちがSNSやホームページなどで情報発信して患者にも医師たちにも湿潤治療の有効性を広めることが必要かもしれませんね。
また、間違った湿潤治療を行ってしまう先生もいるようで、それが元で湿潤治療が誤解を受ける原因にもなり、普及の妨げになってしまう事が気がかりです。

ー 今後の活動についてはいかがですか?

開業して1年足らずですが、沖縄でも湿潤治療を行ってる施設は少ないようで、遠くから当院に通われている患者さんもいます。遠方から来院される方にはメールなどでもアドバイス出来るように心がけています。
湿潤療法や糖質制限など新しい治療や情報を広めることに役立てればと思っています。

まちだクリニックは火傷や擦り傷などの外傷の治療の他、胃カメラ、大腸カメラ検査を行っています。
胃カメラは鼻から行うこともできます。
胃カメラ大腸カメラともに鎮静剤を使用することもできます。
(鎮静剤をご希望される方は当日車の運転を行わないようにしてください)

胃・大腸検査をご希望の方はお気軽にご相談ください。
ピロリ菌の検査・治療もご相談ください。

まちだクリニック