まちだクリニックの町田宏です。

10月8日〜10日は東京で開催された日本消化器関連学会に参加してきました。
特にヘリコバクター・ピロリ菌に関した講演・発表を中心に聞いてきました。

学会では講演や発表だけでなく、新しい器械の展示があります。
(時には試作品も見ることができます)
見るだけでなく触って試してみることもできることがあります。
色々なメーカーのものを一度に見て比較できることは学会ならではです。

鼻から行う胃カメラ検査はスクリーニングや検診としては最適だと思いますが
鼻の狭い方や鼻血の出やすい方、今まで口から検査を行っていて鼻からの検査に恐怖心を覚える方などには
口からの検査が必要になります。
また、内視鏡治療を行う場合でも口からの挿入が必要です。

口から内視鏡を挿入する際には「オエッ」となる事が多いのですが
「オエッ」となりにくいマウスピース(胃カメラを行う際に咥えてもらうもの)があります。


「エンドリーダー」という製品で、
当院でも採用していますが、このマウスピースは他のマウスピースと比べて「オエッ」となりにくいです。
また、細い内視鏡を口から挿入する際には舌が大きかったり、舌を動かす方は挿入しづらいのですが
このマウスピースを使うと舌が障害になりにくいので検査も行いやすくなります。

このマウスピースを開発されたのは田中消化器クリニック(静岡県)の田中孝院長先生で
今回の学会最中にお会いすることができ、マウスピースの開発に関して感謝の気持ちを伝えてきました。

田中消化器科クリニックは内視鏡件数が年間6000件以上あり、
私が目標とする先生のお一人です。
一緒に写真を撮っていただきました。田中孝先生、ありがとうございました。

田中消化器科クリニック http://www.tanaka-cl.or.jp

まちだクリニックは胃カメラ、大腸カメラ検査専門で行っています。
胃カメラは鼻から行うこともできます。
胃カメラ大腸カメラともに鎮静剤を使用することもできます。
(鎮静剤をご希望される方は当日車の運転を行わないようにしてください)

胃・大腸検査をご希望の方はお気軽にご相談ください。
ピロリ菌の検査・治療もご相談ください。

まちだクリニック