da Vinci(ロボット手術)
4月28日(日)〜5月6日(月)のGW期間中は
4月30日(火)午前中のみの診療となります。
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4月19日(金)、20日(日)の二日間、大阪で行われた日本外科学会に参加してきました。
見たり聞いたりしたものをちょっとお伝えしたいと思います。
まずはロボット手術で有名な da Vinci です。
インテュイティブ・サージカル社の製品です。
お値段は3億5千万円前後のようです。
高価なものではありますが、いくつかメリットがあります。
まず、細かい部分を拡大してみる事ができるという大きなメリットがあります。
まあ、それだけではなく機械に関節が複数あるというのも大きな特徴です。
通常の腹腔鏡でもかなり拡大してみる事ができますが、関節がいくつもある事で色々な角度からのアプローチができたり
「動かない」ということも難なくこなせます。
そのほか、遠隔操作ができますので、習熟した医師が現場にいなくても手術が可能になります。
漫画「ゴルゴ13」でも負傷したゴルゴ13が治療を受けていました。
また、ネタバレになってしまいますが、自分を攻撃してきたものたちに対して反撃したのも機械でした。
作品中では「レオナルド」と呼んでいました。
高価なda Vinciですが、今年多くの特許が切れてしまうため安価な機械もでてくるでしょう。
また、この素晴らしい技術ですが技術開発の元はアメリカ陸軍+スタンフォード大学です。
医学の発達と戦争とは切り離す事ができません。
インターネットやGPSなどといった軍事技術の民間転用で世の中が便利になってきているんですね。
話はずれましたが、da Vinciを少し触ってきました。
通常の腹腔鏡手術以上に細かい手術ができるのがよくわかりました。
熟練が必要ですが、とても素晴らしい機械だと思います。
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