検査を受けたら結果を確認しましょう
まちだクリニックの町田宏です。
当院は胃カメラや大腸カメラなどの消化器内視鏡検査を主に行っています。
胃カメラや大腸カメラ検査などを行った時に、ポリープや炎症などが見られた場合に病理組織検査を行うことがあります。
病理組織検査によってガンがないかどうかなどを確認することができます。
また、胃カメラの時にはヘリコバクター・ピロリ菌に感染していないかどうかを調べることがあります。
ピロリ菌の検査は少し時間がかかることがあるので、約1週間後に再診していただき結果を説明させていただいています。
ピロリ菌に感染していた場合には除菌治療をお勧めしているのですが、時々胃カメラ検査を受けられただけで安心されているのか、多忙なのか、結果を聞きに来ていただけない方がいらっしゃいます。
ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌治療を行う場合、健康保険では胃カメラ検査後概ね半年以内にという明文化されていない縛りがあるので、除菌治療を希望される場合は胃カメラ検査後早めに治療されることをお勧めします。
そのためにも胃カメラの後は病理組織検査の結果とヘリコバクター・ピロリ菌の検査結果を聞きに来ていただきたいと思います。
(もちろん、異常なかった方、病理検査やピロリ菌の検査をしていない事もあります)
また、
ピロリ菌の除菌治療を行った場合、約1ヶ月ほど間隔をあけてから尿素呼気テストを行い、除菌治療が成功したかどうかを確認しています。
(除菌治療してからあまり間隔をあけずに検査をした場合にはピロリ菌が少量残っていても検査が正確にできない「偽陰性」となる事もありますので当院では4週間以上経ってから検査するようにしています)
除菌治療後の判定も忘れずに行っていただきたいと思います。
除菌に失敗していた時には二次除菌をお勧めしています。
一次除菌、二次除菌と二回の除菌治療が健康保険で認められていますが
二回の除菌治療による除菌成功率は95%と言われています。
ヘリコバクター・ピロリ菌に感染している場合にはしっかりと治療を行いましょう。
まちだクリニックは胃カメラ、大腸カメラ検査専門で行っています。
胃カメラは鼻から行うこともできます。
胃カメラ大腸カメラともに鎮静剤を使用することもできます。
(鎮静剤をご希望される方は当日車の運転を行わないようにしてください)
胃・大腸検査をご希望の方はお気軽にご相談ください。
ピロリ菌の検査・治療もご相談ください。